こんばんは、きょうもお疲れさまです。

どこかの心理学サイトでオススメされていた本です。
書評もなかなか良い作品です。
(これよりネタバレ含む)
会社勤務で、逃げられない人間関係。その中でフツフツと嫌いな感情がわき上がってくる同僚。気がつけば、その相手が自分の親しかった人たちを取り込んでいき、最終的には自分の居場所がなくなってしまう...。
そんなお話です。
じつは、このお話の中には、すーちゃんのいとこがまた同じように、好きになれない同僚に悩むのですが、いとこの方は解決に至ります。
その違いは何なのか?
わたしが思うに、カギは、内なる世界の広さかもしれないと思うのです。
それは、経験値だったり、心の余裕だったり、環境だったりが左右して形成されるものと、本人の資質によるものがミックスされできるのだと思います。
ところで、心理学で、こんな見方があります。
嫌いな人というのは、シャドウともいい、影の自分だったりします。
自分が密かにしたいと思っていることを嫌いな相手がやっていたりするのです。
受け入れられない人、でもそれを自分が受け入れられたら・・・
それは、一回り人間が大きくなったという証です。
器が広がったってことです。
嫌いな人は、自分を成長させるチャンスをくれる人だったりするのです。
もし、どうでもいい存在だったとしたら、人は「無関心」です。
だから、嫌いだと思った人がいたら、なぜ?自分はこの人が嫌いなのか?を考えると、自分のことがわかってくると思います。 でも、こういった考え方は、自分に余裕がないとできません。
我慢をして、病気になってしまうくらいなら、すーちゃんのように、逃げるが勝ち!です。w